1Feb
SBIがRippleに投資をして、三菱UFJフィナンシャル・グループがMUFGコインをブロックチェーン上に開発中である事が話題となっている。国内有力企業のブロックチェーンへの動きが明らかになってきた。
まず、SBIとRippleについて、ビットコイナーはRippleに冷淡である。理由はRipple社とgatewayの2〜3つを信用する必要があるので。RippleがSECに罰金を支払った時に、IOUの限界が明らかになった。ただし、Rippleが信用を蓄積して、gatewayに有力な金融機関が加わると有効解に育つ可能性は残る。Rippleのコンセンサスレジャーはブロックチェーンとは構造が異なるらしい。またコンセンサスレジャーはRippleの許可を得た5つ程度のレジャーであり(5つでもコンセンサスは困難)、ビットコインのブロックチェーンと比較すると冗長性(セキュリティ)は約5桁弱い。
MUFJに関して、BTCNニュースではビットコイン、オープンアセット、イーサリウム、mijin、orb等を可能性と推測している。イーサリウムのプライベートチェーン版がErisであり、その可能性はゼロではない。
MUFGコインは(おそらく1 MUFG = 1 JPY)まず社内のプライベート扱いだが、パブリックに出る可能性を感じさせる。すると、サイドチェーン、カラードコイン、オープンチェーンは有力候補である。結局、信用出来て、安くて、速くて、機能する事がゴールで、ビットコインのブロックチェーンを信用するか、信用しないかが、最初の大きな別れ道である。
2016年は、有力各社が、多様な実験を進めていくだろう。インターネット時代に、プライベートネットワーク対インターネットの競争があったが、やがてインターネットが競争に勝った。同じ理由でビットコインブロックチェーンが勝つという文脈を、私は海外から聞いている。今後、更に解析を進めたい。
なお、株式会社ブロックチェーンハブでは、コンサル、PoC提供まで行いたく営業中です。国内で最も才能あるブロックチェーン開発者達を集めてます。
ビットコイナーの代表例としては、アダムバックなどですが、世界的な才能が集中してるのは、ビットコインのブロックチェーンです。次点がイーサリウム、その次がR3とRyan X. Charlesは言いました。
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