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日本デジタルマネー協会 / ビットコイン / Bitcoin

ビットコインのスケーラビリティ(続き)

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ビットコインのスケーラビリティを論じる上で、ムーアの法則とニールセンの法則は重要である。もし、これらが成立しないと、スマホ、タブレット、インターネット、ビットコインの成長は鈍化してしまう。

私がインターネットとビットコイン(Internet of Money)の未来に楽観的なのは、ムーアの法則による指数関数的成長を見込めるからだ。

ムーアの法則は過去50年間有効だったが、次第に物理限界(原子、分子の大きさ)に近付いてきたと言われ始めている。

しかし、以下の記事を読むと、少なくとも、あと10年は期待出来る。http://www.economist.com/news/business/21648683-microchip-pioneers-prediction-has-bit-more-life-left-it-ever-more-moore

http://recode.net/2015/04/15/moores-law-hits-50-but-it-may-not-see-60/

10年あれば、ブロックチェーンと、その上のサービスは想像を超えた変化を期待出来る。更に、その10年の内に、ムーアの法則の延命策が見つかる可能性もある。

ところで、ビットコインコア開発は、Gavinと5名程度だが、Peterもコア開発の一人である。そのPeterがビットコインの将来に懐疑的であるのが懸念材料ではある。https://medium.com/zapchain-magazine/why-one-bitcoin-developer-thinks-cryptocurrencies-have-a-dreadful-future-93007cff1613

一方で、ビットコインよりも後発のアルトコインは理論的にはビットコインを凌駕可能である。https://www.cryptocoinsnews.com/stanford-professor-developed-faster-securer-bitcoin/

未来は常に不確定だが、様々な検証と実験が進んでいる。

以上

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