ビットコインなどデジタルマネーについての研究・普及・交流の推進を行う一般社団法人

4/22/2015　第3回債権者集会に出席したので報告します。第1回、第2回と回を経る毎に出席者が減り、これまでと比較すると閑散とした会だった。

管財人からの説明は45分程度。質疑応答が25分程度。

紛失中の約650Kビットコインについては、警視庁、トーマツ、Krakenが調査継続中だが、債権者集会での情報開示はなかった。

Krakenシステムを通じた破産債権届出が開始された。受付は5/29まで。http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG22H8I_S5A420C1CC1000/

Krakenシステムを使うという事で、法定通貨ではなく、ビットコインでの配当が期待されているが、ビットコインでの配当は決定事項ではない。

Krakenシステム以外に紙での届出も可能だし、法定通貨での配当を申請する事も出来る。https://www.mtgox.com/img/pdf/201504_notice1_ja.pdf

消えた650K分のビットコインは、2014年ではなく、2011年に失っていた説があるし、内部犯行説も残っていて、依然として不明である。http://btcnews.jp/where-is-missing-bitcoins-wizsec-mt-gox-report/

第4回は、9/9/2015の予定。それまでに650Kのビットコインが見つかると良いが、見つからない場合、202Kのビットコインが配当されるのか？

管財人への報酬は、4/24/2014〜4/21/2015の期間に限ると、3295万円だった。

以上