10Dec
リーダー的存在のDr. Matan Fieldは理論物理分野で博士号を取得。リアルタイムライドシェアについて、マスターコイン創始者の協力を得ながら、ビットコイン2.0にエントリー。2014年3月、テキサスビットコインカンファレンスのハッカソンで3位入賞(1位はStorj)。
Uberは会社組織で、タクシーの大衆化だが、
La’ZoozはDAOで、乗用車等の空席をリアルタイムで、Zoozトークンで売買するプラットフォーム。両者は提携を議論中。
ビットコインの成功モデルを理解しながら改善意欲あり。つまり分散型に強いこだわり。共通ゴール達成のため、誰でも貢献しやすいDAOを目指している。ビットコインではマイナーのみが報酬としてのビットコインを入手出来るが、La’Zoozはより広い層の貢献者へ配布する。bitcoindは5人でメンテ中だが、La’Zoozは、もっと多くの人間が貢献出来る組織を指向。会社組織ではなくDAO。
移動(スマート)、組織(分散)、経済(共有)の3つを革新したい。
La’Zoozのエコシステムに対して、開発、普及、購買の3つで貢献可能。
Zoozトークンは、MastercoinとCounterpartyの両方で発行予定。更にEthereumを活用して、DAO的に運営予定。テルアビブのBTC2.0コミュニティに根付いているとの印象。
2015年1月 Official Crowd Sales開始予定
2015年2月 KoinifyではなくKickstarterでcrowd funding開始予定 ビットコインユーザー以外にアクセスするため
車の相乗りに留まらず、飛行機の空席、輸送機の空きスペースの活用等を含む、交通のプラットフォームとして、新たな経済圏を目指す。地点AからB、BからCのリアルタイム相乗りを提供、女性ならば女性の運転手を選べる様なインターフェイスを開発予定。APIを公開し、3rd partyを集めるプラットフォームにしたいとの事。
Uberと提携を議論中との事で、実現すると、渋滞は緩和され、効率的で利便性ある。ただし、タクシー業界の反対は必至だし、利用者側、運転側共に心理的なハードルが予想される。全ドライバーの3%以上が採用の場合、離陸すると予測されている。
11/27 テルアビブからバンクーバー、トロント等にプレゼン。
https://www.youtube.com/watch?v=5U-V_nvAnAY#t=18m
プロトコル
ビットコインの様なVolatilityを避ける工夫あり。つまり、150ヵ国のデータから、1Zoozで1km(約$0.5)乗れる様な仕組みを作り込む。それを部分ペッグと言う。それを実現するため、高めのマージン、低めのマージンを設定し、Zooz供給量を制御する。Zoozトークン配布の際に得られたBTCはreserve fundとして保持される。Zoozとの交換以外には使用されない。
プレゼン@Inside Bitcoins
物理学者らしいプレゼン。ナッシュ均衡を応用して、critical massを達成したい。フルペッグの場合、kWh=17cent相当のBTCが1Zoozとの事。ただし、それだと開発インセンティブないため、部分ペッグにするらしい。
https://www.youtube.com/watch?v=jlkOqGplfKw
LTB 8/23放送。
http://letstalkbitcoin.com/blog/post/lets-talk-bitcoin-138-outside-the-box
デモ画像
https://www.youtube.com/watch?v=opBJ6baszeA
Matan作成のリンク集
Times of Israelの好意的な記事
http://www.timesofisrael.com/app-lets-you-share-rides-make-money-change-the-world/
WSJの記事
現在、AndoridでZoozを獲得出来るが、未だこのZoozを相乗りに使う事は出来ない。
Coindesk記事
ビットコインブロックチェーンのAppとして紹介。
http://www.coindesk.com/blockchain-application-stack/
discuss付きの元記事
http://joel.mn/post/103546215249/the-blockchain-application-stack
非常に野心的だが、難易度高いプロジェクト。興味ある方は、Androidアプリをインストールして、Zoozを入手しましょう。https://play.google.com/store/apps/details?id=com.lazooz.lbm&hl=ja
以上