29Nov
brief introduction of rivetz and trusted computing
一般に、セキュリティ、プライバシー、使い勝手の3つ全てを達成する事は困難であり、永遠の課題である。
Trusted Computingは10年以上の歴史を持つセキュリティ技術だが、キラーアプリケーションを未だ持たない日陰の巨人的技術。この技術をビットコインに応用しつつあるのがrivetz。
rivetz CEOのStevenは、Trusted Computing GroupのボードメンバーとWave社のCEOを長く務め、Trusted Computing業界重鎮の一人。TCG技術をビットコインに応用する場合、最も信用出来る人物。
Trusted Computing技術は、全てのPCに搭載されているTPMを利用する事が基本。ARMも同様の技術を出荷中で、即、使える環境。
まず、Private Keyを耐タンパ性あるHW(Trusted Platform Module)にPINで格納する事から始まるが、smart contractを実行の際は、適切なHW上を適切なSWが稼働の場合のみ実行する等、応用性も高い。
11/2/2014 DAppに特化したVCであるBitAngelsからグローバルスタートアップTop3の第3位に選ばれる。Stevenの会社がDavid Johnstonに評価されたと思われる。
http://blog.rivetz.com/2014/10/rivetz-named-as-top-three-global.html
繰り返しになるが、耐タンパ性あるHWを使って、Private Keyを守ろうというスライド。Intel, AMD, ARMの環境を利用して、セキュリティレベルを向上。
http://www.slideshare.net/skswave/rivetz-corp-building-the-hardware-protected-wallet
Androidの場合はTrusted Execution Environmentを利用する。
https://www.youtube.com/watch?v=NsrXoxx6CJE
Intelの場合。
https://www.youtube.com/watch?v=_k8gCJHRVZI
Stevenのビジョナリーなプレゼン。
https://www.youtube.com/watch?v=uPotM2ltHPM
Stevenのtwitter。
Codius開発者が28:45からTrusted Computingの有用性に言及。契約の執行の際は、適切なHW上で、適切なSWが実行される必要あるため、Trustedな環境が必要。
http://letstalkbitcoin.com/blog/post/beyond-bitcoin-20-codius
ビットコインのセキュリティはマルチシグネチャー等、日進月歩ではある。スマートコントラクトでは高いレベルのセキュリティを要求されるため、TCGが必要となる可能性あり。
Trustonicと連携。
http://letstalkpayments.com/3-bitcoin-news-take-notice/
TCG参考
Trusted Computing Group
http://en.wikipedia.org/wiki/Trusted_Computing_Group
Trusted Execution Environment TPMをモバイル機器に拡張
http://en.wikipedia.org/wiki/Trusted_execution_environment
以上