26Apr
2014年はビットコイン自販機(ATM)が活発な年になりました。概況を書きます。
2013年は全世界中に、たった1台のビットコイン自販機(ATM)しかありませんでした。ところが、2014年になってから、毎月の様に、ビットコイン自販機が世界各地に配備されてます。
様々な自販機が開発中で、私自身全てを把握出来てませんが、代表的な2種類を紹介します。LamassuとRobocoinです。
Lamassuは50万円程度で、現金でビットコインを引き出すだけの一方向。
Robocoinは300万円程度(需給次第で変動します)で、現金→ビットコイン、ビットコイン→現金の双方向に対応します。
またRobocoinは、手の平静脈認証、免許証とSMSによる本人確認等、法令遵守(AML, KYC)にフル対応可能なスペックとなってます。ユーザーにとっては速く簡単に使えるのが望ましく、Robocoinにとっても時間短縮出来る方が回転率高く、良いのですが、法令遵守のためのコストを払ってます。
Lamassu, Robocoin, その他を運用する側は、ビットコインを取引所(両替所)から買ってきて、適正マージンを乗せて売るのが主なオペレーションです。ビットコインが足りなくなったら、自販機内の現金でビットコインを買って、なるべくビットコインが不足しない様な運用をします。
私自身はマイアミでLamassuを体験し、オースティンでRobocoinを見ました。Lamassuに関しては、Android上のBlockchainを立ち上げてQRコードを読み込ませて、$1紙幣を入れると、相当分のビットコインが送金されます。Robocoinは多少難しいですが、慣れれば簡単と思われます。またRobocoinはビットコインの現金化が出来ます。
現在、ビットコイン自販機の配備は世界的に進んでいまして、スマホ・タブレットでビットコイン(または現金)を買いやすい環境が進んでいます。
自販機を買って運用したい方は、渋谷のミートアップ等で、詳しい人に聞くか、売り手に直接問い合わせてみましょう。Robocoinの経営者についてはリンクを参照ください。https://www.linkedin.com/in/mrkelley
なお、4/25 日本に初上陸したRobocinのお披露目がありまして、5月、稼働予定との事。楽しみです。http://www.tv-tokyo.co.jp/mv/wbs/market/post_65174
以上