26Dec
(Photo by Devid Goehring)
JPY, USD, Euro等の通貨は国家が責任を持って発行しています。銀行預金もある金額までは法律で保護されていて、安心して使えます。
一方で、仮想通貨はP2Pネットワークでの通貨で、そのような補償がありません。つまり、信用の源はSatoshi Nakamotoの論文と、オープンソースで作られたソフトウェア郡のセキュリティ技術だけです。
中央集権システムではなく、全ての機関、個人が対等なP2Pネットワークです。マネーロンダリング目的の利用や、違法ドラッグ販売サイト等の存在から推測可能な様に、仮想通貨を利用しようとする危険な犯罪組織がすでに多数存在します。
では具体的に、どう行動したら良いのか?
(1)セキュリティソフトを信頼しましょう。セキュリティソフトが危険信号を出す場合、クリックしてはいけません。インストールなどもってのほかです。
(2)甘い話はないと思いましょう。月利6%を保障する等、甘い話には飛びつかないのが賢明です。
(3)信頼出来る技術者を見つけて、彼等のアドバイスを聞きましょう。
(4)まず少額でトレードをしてみて、問題なく成功してから、少しずつ金額を増やしましょう。
(5)できたらGoogle Authenticatorなど、2段階以上の認証を利用しましょう。
嫌に成る程リスクを警戒して、慎重に行動しましょう。
パスワードや秘密鍵を他人に漏らさないことも当然のことながら重要です。
そんなリスクある世界が、かえって面白いと感じる面もあります。グッドラック!